先日、あはひのメンバーの香奈ちゃんに
1月の公演「かがみ開き」に向けて、”あぢめ”という雅楽のうたの講座をしていただきました。
”あぢめ”とは、日本の神話である天岩戸開きをした「あまのうずめ」という説もあるそうで
その歌は(というか雅楽の歌は、というか)
一音がとても長くて、母音の響きが声のほとんどを占めるのが特徴的です。
香奈ちゃんによると、母音を響かせることで
自然への敬意や親しみ、畏怖を表したり、また存在と一つになれることを、古代の人は知っていたのかもとのこと。
日本人には、虫の音が雑音ではなくきれいに聴こえるのは、
日本語が母音の言葉だから、とも聞いたことがあります。
話が少し飛びますが
あるイベントでご一緒させていただいている方が、
8月に、南アフリカにある母音の生まれたと言われる洞窟を訪れたそうで
「包むような母音の響きに温かさを感じた」というお話を伺いました。
なんだか立てつづけに古い時代の母音の話を聞くという偶然に、またまた不思議な気持ちになっています。
それも日本とアフリカという、遠い国で
それぞれに大切ななにかもって伝えられてきた母音。
今度の公演のゲスト高田淳子さんは、アフリカンパーカッショニストで
古い時代の自然と音のつながりへの感性にひらかれている方で
(アフリカの洞窟、という話ともまたつながりを感じます。
あ、それに淳子さんは、洞窟でライブもされているんです!)
雅楽とアフリカン、
全然遠いようで、どこかでつながっているのかもしれないとまたまた想像が膨らみます。
というよりも…
場所が変わっても、人間の深い部分の感性は変わらないのかもしれない、とも思います。
そしてきっとそれは現代でも。
当日は、雅楽のエッセンスも取り入れながら、
あはひ+淳子さんでアレンジした自由なサウンドになる予定。
どんな形になっていくのか
そんな音の出逢いを皆さんに聴いていただくことが、とても楽しみでなりません。
私のピアノは…古来日本と アフリカの魂を
現代とつなぎ、会場のみなさまにお届けする役割なのかな??
あ、でもパイプオルガンもあるから、中世も取り入れちゃおうかと思ったり。
わからないけれど、新たに開かれる音の無限の可能性を感じて
エキサイティングな気分の今です。
あはひ1月公演「かがみ開き」
ぜひいらしてくださいね!
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賀子記