今年から、私の舞に、あはひ(Awai)の音の響きが加わりました。
これまでは、主にご奉納で舞ってきました。
ご奉納は基本無音。
音の響きと舞う、しかもひとり舞、というのははじめての経験です。
ご奉納のお話しが舞い込んでくると、ひたすらその舞の演目のお稽古をします。
ひとつの演目を、身体に染み込ませるよう、何度も舞います。 ビデオで撮って見返すお稽古は、自分のできなさに直面して、見たくない気持ちがおきるのです。
一方では、身体がこうなれば、、という課題が見つかります。見たくないけど、お宝を見つけた感覚です。
でも残念ながら、身体は一朝一夕では変わりません。
なりたいイメージに届かないもどかしさを抱えて、地道に繰り返していると、ある日、あ!💡と光が差し込みます。
今まで知らなかった身体の感覚に光が当たるような、、
呼吸が入るとか、みぞおちを入れるとか、肩甲骨の動きを感じる、とか…
音の響きはイメージにはたらきかけてくるので、ややもすると、身体を超えてしまいそうになる。
あはひのおふたりの音は、身体の奥からフルフルしてしまう。
音の響きと身体の感覚をかみ合わせる(神合わせる)ために、身体の感覚のお稽古に立ち戻る繰り返しです。
佳奈重 記
