あはひが誕生した経緯を記してみます。
笛のかなちゃんとは、3年前、初めての共演で出逢いました。
伝統の世界のすばらしさと責任を、熱意を持って、かつ自然体で受け止めながら
どこか自由な魂を持ち合わせているようなかなちゃんの笛は、
古から続くものを引き継ぐ強さと 今を等身大に生きるいのちの可憐さも含んでいて
言葉であらわすのが難しい不思議な魅力がありました。
特に かなちゃんが歌う、雅楽の曲「嘉辰(かしん)」の不思議な響きに
自由に声を合わせたり、
正倉院の復元楽器である排簫(はいしょう)にピアノを合わせたりするのは、
初めての感覚でとても新鮮でした。
お客様には、「この世の響きではない」と嬉しいことばを言っていただき、
はじめて隣でかじった雅楽の世界は、過去ではない―そして現在でもなく、
この世もあの世も含んだ森羅万象の世界なのだと思ったのでした。
舞のかなえさんは、実は音楽と舞ではなく、心理職の同業者として出逢った方です。
普段から、こころのことや、いろんなことを話しながら、
今思えば心の奥深くで舞や音に美しい世界を求める想いでつながっていて、
まだ舞っていなかった佳奈重さんが、
足を踏み入れ舞いはじめられたときも そのお話を聞かせていただいていました。
そして、「そろそろ会いたいなあ」「話したいことがある」と思うと 電車でバッタリ!なんてことが今まで何度もあった、不思議なご縁を感じる方なんです。
(実は昨夜も、あはひのことを話したいと思っていたらバッタリ!)
かなえさんはストイックで、自ら表舞台に出られることはあまりなかったのですが
私の曲に楽しい振付をつけてくださったりしていて
いつか、ご一緒できることがあるかしらとずっと思っていました。
そして今年2025年
しまりすホールさんから「ひなまつりコンサート」への出演者としてお声かけいただいた時に、
おふたりのお顔が浮かび
3月2日と16日に、初めて3人で共演となりました。
なにかとても心地よい空気感は、なんだろうと思ったら
おふたりとも、音と舞の妖精のようになって、
没我の世界にいるからかもしれないと感じています。
そのときにはまだ「あはひ」ではなかったのですが
3月の終わりに、ふと
これからもこの3人だからこそ表せる世界があるような気がする、という想いが浮かび
「あはひ(Awai)」という名前が、ふと浮かびました。
それから、かなちゃんの笛の生徒さんでもある、伝統文化を専門とするPR支援の沙織さんにもご縁をいただいて
あれよあれよとインスタグラムのページができ
こうして今、ホームページもできていることが不思議なような、
でも、もしかしたら なるべくしてなってきたような。
ご縁ってほんとうにわからないもので、不思議なもの。
そして、ギフトなのだなとも感じます。
あはひの歩みは始まったばかり。
いただいたご縁のギフトに感謝しつつ
「間」(あはひ)にこそ生まれる響きに耳を澄ませ
大切に磨いていきたいと思っています。
まずは、2026年 年明け1月11日の午後にコンサートを予定しております。
詳細はこれからになりますが
ぜひ、新しいカレンダーに書き込んで
あはひの響きを聴きに来てくださいね。
